2014年1月〜

築34年の木造の賃貸住宅の改装工事。

引越しを機に少しずつ夫婦ふたりで手を掛けて改装してきました。

少ない予算で、できることだけ、空いた時間で。

すべてホームセンターとインターネットで手に入る道具と材料で行っています。

ひとまずこの6ヶ月間で行った、玄関まわりと、キッチン、居間の改装を順を追って紹介します。

改装はまだまだずっと続いていきます。

つくる家(改修)

改装前:

床はクッションフロア、不陸があり高低差は最大2cm。

キッチンは寸法が合っていなくてコンロ部分がはみ出しています。

改装後:

床をタモの15mm無垢フローリング。本棚はホームセンターで購入できるホワイトウッド。

キッチンは順番を組み替えて扉を塗装。取手を本革に取り替え。タイルを張り替えています。

新たにキッチンカウンターを設置しました。

キッチンまわりの工事

床の工事

カウンター工事

床の不陸を計ります。最大で2cmの不陸がありました。できれば床を撤去して根太からやり直したいところですが、この家は使用していない床暖房のパネルが敷設してあるため不陸を調整して床板を上から貼ることにしました。

不陸が2cmもあるので調整用に胴縁材など様々な厚みの材料を用意しました。床暖房の配管を傷つけないようにパネルの継ぎ目にビス打ちしていきます。

床材はいくつかサンプルを取り寄せてタモの無垢フローリング15mmユニ材(4~5枚継)を採用しました。建材屋さんを通さなくてもインターネットで格安で手に入れることができますが、品質にばらつきがあるので全て梱包から出して選り分けます。26平米分注文しました。

大工さんはフィニッシュネイルと呼ばれる細い釘のような物をコンプレッサーを使って素早く打って床板を止めていきますが、無い場合はビスと接着剤で貼っていきます。ビスはスリムビスを使用し、下穴を空けてから打ちます。接着剤は根太ボンドを使用します。

建具枠など壁際で床材が干渉する場合はノミで切り欠きます。ノミと鉋は用意しておくと便利です。

床板はあて木をして木槌やゴムハンマーなどでたたいてサネに差し込んでいきます。冬場に貼る場合は夏に湿気で膨らむことを考慮して1mmほどのスペーサーを挟んで板を敷いていきます。ビスはサネのオス側に斜めに打っていきます。

キッチンと居間の床貼りが完成。

廊下は不陸が少なかったのでクッションフロアの上に直張りしています。こちらもビスと接着剤を併用しています。

廊下の床貼りが完成。

玄関もクッションフロア貼り。框はペンキで塗装がしてありました。

奥行きが狭いので床板は横貼しています。框はホワイトアッシュ。上面は20mm×50mm、前面は20mm×110mmの2枚を組み合わせています。

床にオイルを塗ります。材料はプラネットジャパンさんが輸入しているクライデツァイト社のハードクリアオイルです。

既存のタイルを剥がします。石膏ボードに接着剤で貼ってあったのでバールで剥がしていきます。石膏ボードをできる限り傷つけないように。古い住宅で石膏ボードもはがれてしまったら部分的に新しい物に張り替えます。

キッチンを組み替えたので配管が収まっているバックスペースも作り替えます。

キッチンを動かし、タイルをほぼ剥がし終えたところ。

キッチンは箱がしっかりしているなら扉を作り替えるだけでがらりと雰囲気を変えられます。

石膏ボードに記した基準線をもとにタイルを接着剤で貼っていきます。接着剤は耐水型のタイル用接着剤、タイルメントを使用しています。

切断が必要なタイルはペンシル型のタイルカッターを使って切断します。コンセントの位置もタイルの寸法にあわせて動かしておくと切断個所が少なくてすみます。

キッチンの扉は白く塗装します。化粧板に塗装する際は最初に密着材などのシーラーを塗ると剥がれにくくなります。

タイルに目地をいれてキッチンを据えたところ。コンロ右側にあったユニットをシンク右に移動しています。シンク上の照明も付け替えています。

もともとついていたプラスチックの把手は外し代わりに革製の取手を付けています。外した所に空いた穴はパテで埋めます。

カウンターの本体となる箱をつくります。図面を作ってホームセンターに持っていくと寸法通りにカットしてくれます。下地はシナランバー材で21mmを使用しています。1枚のランバー材(1820mm×910mm)に無駄のないように材をレイアウトします。

今回は仕上げにレンガタイルを貼ります。外壁で使用するタイルです。こちらも基準線に合わせて貼っていきます。カットはディスクグラインダーを使って切断しています。目地にはモルタルを詰めました。

上から塗料をローラーで塗ります。ざっくりと仕上げました。

天板は玄関框でも使用したホワイトアッシュ。今回は2枚の板を発注し貼合わせて使用します。接着剤は木工用ボンドです。木表を上にします。

貼合わせたらハタガネで固定するのですが無ければ木製で代用もできます。

天板にもオイルを塗ります。